寒い朝にハムスターを見に行くと「ハムスターが動かなくなっている!」という経験はありませんか。
寒くて死んでしまったのでは・・・と心配になってしまいますよね。
しかし、これは、ハムスターが疑似冬眠をしている状態かもしれません。
ハムスターの冬眠前の行動や、冬眠の見分け方になるポイントなどをまとめていきます。
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ハムスターの冬眠とは
ハムスターは冬眠することがあるんでしょうか。
ハムスターの冬眠とは?
実は、ハムスターは基本的に、冬眠しない生き物です。
冬眠は、体温を下げたり体力の消耗をできるだけ抑えて寒い冬を超えて、春までじっとしているイメージですよね。
寒い冬を冬眠して過ごす動物もいるので、ハムスターの冬眠と聞くと暖かい春までじっとしていて、春になれば活動を開始すると考えてしまいますよね。
しかし、冬眠しないハムスターが、冬眠状態になると注意が必要なんです。
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ハムスターの疑似冬眠
ハムスターが冬眠している場合は、冬眠ではなく、疑似冬眠という言葉のほうがあっているかもしれません。
疑似冬眠も状態としては、冬眠と同じく体温を下げて体力の消耗を避けている点は同じです。
しかし、冬眠と違うのは、自分で目覚めることが難しいという点です。
疑似冬眠したハムスターは、自分で目覚めることができないんです。
つまり、そのままにしてしまうと死んでしまう状態なんです。
ハムスターの疑似冬眠は、低体温症という危険な状態と考える必要があります。
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ハムスターが冬眠前に取る行動とは?
ハムスターが冬眠前に取る行動についてまとめました。
ハムスターが冬眠前に取る行動①震える
ハムスターが気温が下がってきて、適温以下になると震えることがあります。
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ハムスターが冬眠前に取る行動②暖を取る
寒さに耐えられなくなるとハムスターは、体を温める行動にでます。
具体的には、巣箱に床材など温める材料をあつめます。
そして、巣箱に入って、寒い巣箱の外にはでてこないようになります。
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ハムスターが疑似冬眠している場合は?
ハムスターはどんな時に疑似冬眠をしていると判断できるのでしょうか。
そのポイントををまとめました。
①ハムスターの目
ハムスターの目が開いているかどうか確認します。
ハムスターの目が開いていないで、閉じている場合は、疑似冬眠の可能性があります。
しかし、もし、目が開いているのに動かない場合は、すでに死んでしまっている可能性が高いです。
②ハムスターの呼吸
ハムスターが呼吸をしていれば、疑似冬眠をしている可能性が高いです。
しかし、注意が必要なのは、疑似冬眠の場合は、通常の呼吸よりも回数が少なくなっています。
呼吸の回数としては、1分間に数回というレベルまで少なくなっていることが多いです。
もし、呼吸をしていない場合は、疑似冬眠ではないと判断したほうがいいかもしれませんね。
③体の柔らかさ
ハムスターが疑似冬眠をしている場合は、体が柔らかいです。
もし、疑似冬眠でない場合は、体が硬くなってしまっているので、触ってみると判断できます。
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ハムスターが疑似冬眠をしている場合の起こし方は?
ハムスターが疑似冬眠をしている場合は、起こしてあげる必要があります。
どこように起こしてあげればいいのでしょうか。
①室温を上げる
最初に、室温を上げてあげる必要があります。
②ハムスターの体を温める
次は、ハムスターの体を直接温めてあげます。
両手で包み込むように体温で温めてあげます。
もし、手が冷たい場合は、効果がないので、手を温めてからハムスターの体を温めてあげる必要があります。
カイロを使う方法もありますが、カイロを直接ハムスターにつけると熱い場合も多いので直接の使用は避けたほうが無難です。
カイロで自分の手を温めて、温まった手でハムスターを温めてあげる使い方がおすすめです。
③ハムスターの様子を見守る
体が温まってくれば、ハムスターは、疑似冬眠から目を覚まします。
餌を与えたりして、回復の様子をみます。
疑似冬眠から目覚めてしばらくしても元気がない場合は、病院に連れていくほうがおすすめです。
また、数時間立っても目を覚まさない場合は、残念ながら、亡くなってしまっている可能性が高いです。
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ハムスターの冬眠前の行動とは?見分け方やそのポイントは?のまとめ
ハムスターの冬眠前の行動や冬眠の見分け方についてまとめました。
ハムスターは基本的には、冬眠しない動物なので、冬眠している場合は、注意が必要です。
そのままにしていると命を落としてしまう可能性が高いです。
そうならないために、ハムスターが寒そうな行動をしていないかをチェックしてあげたいですよね。
もし、ハムスターが寒そうなら、事前に対策をしてあげれば、冬眠することはなくなります。
気温が20度以下になってきたら、注意してあげたいですね。
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