ハムスターとネズミは見た目が似ていますよね。
しかし、ハムスターの呼び方は、「ハムスター」で、○○ネズミという呼び方では呼ばれません。
やはり、似ているけど、違う生き物ということなんでしょうか。
ハムスターとネズミにはどんな違いがあるのかまとめてみました。
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ハムスターとネズミは違う生き物?
ハムスターとネズミは同じ生き物なんでしょうか。
それとも全く別の生き物なんでしょうか。
生物学的な違いとは
ハムスターは、キヌゲネズミ亜科に属する齧歯類の24種の総称とされています。
一方で、ネズミは、哺乳類ネズミ目(齧歯目)の数科の総称(狭義にはネズミ科の総称)とされています。
どちらもネズミ科とネズミという名前が入っていますが、キヌゲネズミ亜科は、ネズミ科から独立しています。
つまり、ネズミ科という名前では共通ですが、生物学上では、別の系統の生き物と定義されているんです。
ハムスターとネズミは別の生き物ということなんです。
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ハムスターとネズミの違いとは?
ハムスターとネズミにはどんな違いがあるのでしょうか。
外見の違い
外見で大きく違うのが、しっぽです。
ネズミは、細くて長いしっぽを持っています。
しかし、ハムスターのしっぽはとても短いんです。
頬袋
ハムスターには、頬袋がありますが、ネズミには頬袋がありません。
頬袋がある影響からなのか、ハムスターはネズミよりも顔が丸いんです。
生活スタイル
ハムスターは単独で生活しています。
一方で、ネズミは集団で生活しています。
よくネズミが1匹いたら、複数いるといわれますよね。
病気
ネズミはいろんな菌を持っているといわれています。
ペストウイルスやハンタ菌など感染すると重症化する恐れもある危険な菌もあります。
しかし、ハムスターはネズミと違って菌をもっていません。
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ハムスターとネズミの共通点は?
ハムスターとネズミには、共通点もあります。
ハムスターとネズミの体形
ハムスターとネズミの共通点は、どちらも体が小さいということです。
そのため、他の生き物から狙われやすいという共通点があります。
習性
ハムスターとネズミは、縄張り意識が高いという共通点もあります。
お互いに縄張り意識が強いので、それぞれの縄張りには近づかないんです。
ハムスターの縄張りがあると気づいたネズミはその縄張りには近づかないということになります。
つまり、ハムスターを飼っている家には、ネズミが近づかないということになるということですね。
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ハムスターとネズミの違いは何?意外な関係とは?のまとめ
ハムスターとネズミの違いについてまとめました。
ハムスターとネズミは、似ていると思いますが、生物学的には、違う生き物ということでした。
また、共通点もありましたが、それぞれに違った特徴を持っていることがわかりました。
ハムスターがいるとネズミが近づかないというのは意外でしたね。
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