ハムスターは眺めているだけでも癒されますよね。
ゲージの中で走り回っているのをいつまでも見ることができるぐらいです。
しかし、見ているだけではなく、手で持ってスキンシップをしたくなってくるものなんですよね。
そのときに、どうしてもハムスターを持つ必要があります。。
しかし、ここで注意したいポイントがあります。
それは、ハムスターの持ち方です。
実は、ハムスターの持ち方にはルールがあるんです。
ハムスターをどうやって持てばいいのかまとめました。
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ハムスターの正しい持ち方は?
ハムスターの正しい持ち方のステップをまとめました。
正面から持つ
ハムスターを持つときは、ハムスターの正面から手を差し出して持つようにしましょう。
正面から持つのには理由があります。
ハムスターを正面から持つ理由とは?
それは、ハムスターの習性が関係しています。
ハムスターは、実は、常に周囲を警戒しています。
ハムスターは、体も小さく力も弱いので、野生で生活しているときは、他の動物から狙われやすい環境で生きてきました。
そのため、背後や上空から持とうとすると襲われたと感じてしまうことがあります。
防衛反応が働き、つかもうとした手を噛まれてしまうことがあるので、危険なんです。
正面から持つときのポイント
正面からゆっくりと手を差し出して、飼い主の手であることをハムスターが認識できるようにしてあげましょう。
ハムスターに話かけたり、手のひらにハムスターの好きな食べ物をのせておくのもポイントです。
そうすれば、ハムスターに警戒されすぎることもなくなりますよね。
両手で持つ
正面から出した手にハムスターが近づいてきたら、片手ではなく、両手で持つようにしましょう。
できれば、ハムスターが近づいてくるのを待って、両手を使ってゆっくりとすくい上げるようにするとベストです。
両手で持つ理由は?
両手で持つ方が、安定するからなんです。
片手でもハムスターを持つことはできますが、ハムスターが急に暴れだすと落としてしまう可能性もあります。
その時に慌ててつかもうとすると必要以上に力が入ってしまい、ハムスターが怪我をしてもかわいそうですからね。
持つ位置は低く
ハムスターを持つ位置は、できるだけ低くというのが基本です。
低い位置で持つ理由は?
もちろん、ハムスターが怪我をしないためです。
高い位置で持っているとハムスターが暴れて手から逃げ出したときに落下して怪我をしてしまう可能性があります。
人間が立ったときの手の平の高さは、それほど高くないように思いますよね。
しかし、ハムスターから見れば、その高さは、身長の何倍もの高さになっているんです。
ハムスターが怪我をする可能性が低くなるように、低い位置で持つようにしましょう。
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ハムスターを持つときの注意点
ハムスターを持つときの注意事項についてまとめました。
手を洗う
ハムスターを持つ前には、必ず手を洗って清潔にしておく必要があります。
汚れた手でハムスターを持つことはないとは思いますが、汚れていない場合も注意が必要なんです。
手洗いをしていない手でハムスターを持つとハムスターが病気になってしまうことがあります。
また、他のペットも飼っている場合に多いのですが、他のペットを触った手でハムスターを持とうとすることは避けなければならないんです。
ハムスターは、嗅覚も優れていて他の動物の匂いにも敏感です。
他の動物の匂いが近づいてきたとしたら、安心して手に乗ってくれることは考えにくいですよね。
また、ハムスター以外にも動物を飼っている場合、嗅覚が敏感なハムスターは他の動物の匂いのする飼い主の手をその匂いで天敵と勘違いしてしまう場合もあります。
また、ハムスターを触った後も手洗いをして清潔にしておく必要があります。
お腹を触るのはNG
ペットのお腹を触るのが好きな人も多いですよね。
犬なんかは、お腹を触ってあげると喜ぶことも多いですからね。
しかし、ハムスターの場合は、違っていたんです。
ハムスターは、多くの動物から狙われやすい動物です。
お腹は体の中でも重要な場所です。
ハムスターは、お腹を触られることがストレスになることもあるんです。
NGの掴み方
ハムスターのしっぽをつかむ行為もNGです。
ハムスターのしっぽをつかむとハムスターはびっくりしてしまいます。
それが、ハムスターのストレスになってしまうこともあるんです。
しっぽと同様に耳もつかむことは避けましょう。
耳は、敏感な場所です。
常に周囲の状況を警戒しているハムスターは、突然耳を触られるとびっくりしてしまいます。
ハムスターをもって触るとしても頭や背中をゆっくりとなでてあげる程度にしておきましょう。
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ハムスターは持ち方が重要!間違った掴み方は危険?のまとめ
ハムスターの持ち方と間違った掴み方についてまとめました。
ハムスターはペットの中でも警戒心が強いということを意識しておく必要があります。
持つときは、正面からゆっくりと両手で持つようにしたいですね。
できれば、ハムスターが手に乗るまで待ってあげるとよりいい持ち方になります。
反対に、乱暴に掴んだり持ったりすることはNGです。
ハムスターのストレスにならないように注意したいところですね。
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