ハムスターは脱走するんです。
ハムスターを飼っていない人は、ハムスターが脱走することは想像できないですよね。
しかし、ハムスターを飼っている人の間では、ハムスターが逃げ出すことは意外でもないんです。
では、なぜハムスターは脱走するのでしょうか。
また、どんな方法で脱走するのかをまとめていきます。
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ハムスターが脱走したがるのはなぜ?

なぜハムスターが脱走するのかについてその理由をまとめていきます。
ハムスターの本能で脱走
ハムスターが脱走するのは本能的なものなんです。
ハムスターが本能的に脱走する動物というわけではありません。
これは、ハムスターの縄張り意識に関係しています。
ハムスターは本能的に、縄張り意識が強いんです。
野生のときから他の動物から襲われることがおおかったハムスターは、自然と自分の縄張りをチェックする習性があります。
ケージの外までをハムスターの縄張りだと認識している場合は、ケージの外の様子を確認したくなります。
その結果、ケージを脱走してしまうことになるんです。
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環境に不満がある
今の環境に不満がある場合は、脱走して外にもっといい環境がないか探しにいきます。
例えばケージの広さが狭くて不満な場合は、もっと動き回れる環境を求めてケージを脱走して外の様子を確認しようとするんです。
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ハムスターはどうやってケージ(サークル)を脱走する?




次に、ハムスターはどうやってケージから脱走するのかについてまとめていきます。
身軽さを活かして脱走する
ハムスターの動きは、意外と軽快で、身軽な動きができます。
そのため、回し車や給水器を使ってケージの外に脱走することができるんです。
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力を活かして脱走する
ハムスターは弱い動物なんですが、意外と力はあるんです。
ケージの扉を無理やり開けて脱走することもあります。
また、ケージに隙間を見つければ、その隙間を広げて脱走することもできるんです。
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ハムスターの脱走を防止する対策は?




ハムスターが脱走しないようにするには、どんな対策をしておけばいいのでしょうか。
配置する場所を考える
回し車や給水器を設置する場所をハムスターが脱走しにくい場所に置くようにします。
そうすれば、ハムスターが物を使って脱走する防止策になります。
しかし、ケージの広さは限られていて、ものを置く場所を少し変えたぐらいではあまり変わらないことも多いですよね。
そんなときは、ジョイントハウスと呼ばれるもう1つのゲージを使ってみるのもおすすめです。
ジョイントハウスは、今のケージと別のケージをパイプで接続して、ハムスターが別のケージに移動できるようにするものです。
ハムスターがパイプを通って今のケージから脱走してももう1つのケージにたどり着くだけなので、パイプを通れば元のケージに戻ってくるという仕組みです。




金網のケージを使わない



ハムスターは意外と力持ちでしたよね。
金網のケージの場合は、ハムスターに脱走されやすいです。
その代わりに、水槽を使えば、金網のケージよりも脱走されにくくなります。
衣装ケースでもいい?
衣装ケースでハムスターを飼っている人もいますが、衣装ケースはあまりおすすめできません。
その理由は、衣装ケースでも脱走されることがあるからです。
衣装ケースの素材は柔らかいので、ハムスターが穴を開けようと思えば開けることができるからです。
穴が開いてしまえば、脱走するなんて簡単ですよね。
また、空気穴を開けておかないと窒息してしまったり、床が平でないなどのデメリットもあります。
部屋の中を散歩(部屋んぽ)
ハムスターに部屋の中を散歩させてあげるのも1つの対策です。
部屋んぽ(へやんぽ)と呼ばれるハムスターの部屋の中の散歩は、脱走を防ぐ効果もあります。
ただし、部屋の中を散歩したら、その後あまり部屋の中を散歩したがらなくなるハムスターもいれば、反対に、定期的に部屋の中を散歩したがるハムスターもいます。
これは、ハムスターにもよりますが、部屋を散歩したがるハムスターの場合は、それ以降も部屋の中を散歩させることになることを理解したうえで行うようにする必要があります。
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ハムスターが脱走して見つからない場合は?




もしハムスターが脱走して見つからない場合はどう探せばいいのでしょうか。
落ち着く
ハムスターがいなくなって慌ててしまいますが、そこは落ち着いて行動する必要があります。
ハムスターは音にも敏感なので、落ち着いて静かに探すようにしなければ、うるさいと出てきません。
部屋の出口をふさぐ
まず最初に、部屋の出口をふさぎます。
ハムスターを探している間に、他の部屋に移動してしまうと探すのが大変です。
少なくとも部屋の中を探せばいいように範囲を限定しましょう。
脱走したハムスターの音がしないか探る
まず、脱走したハムスターの音がしないか探ります。
静かにしているとハムスターがいればカサカサ音がする可能性があります。
ハムスターが止まっていたり、音がしないところを移動している可能性もあるので音がするとは限りませんが、音で見つかることもあります。
餌を置く
ハムスターの餌を置いておびき寄せる作戦です。
自分で探しながら、ハムスターから出てきてもらうようにしておけば少しでも早く見つかる可能性が高くなります。
ハムスターが隠れていそうな場所を探す
ハムスターが好むのは、暗くて暖かい場所です。
狭い場所にもハムスターは潜むことができます。
また、引き出しの隙間があれば、入っていくこともあるので、そのあたりも忘れずにさがしましょう。
脱走したハムスターが見つからないときは死亡している?
ハムスターを探し始めてもすぐに見つからないこともあります。
その場合は、時間を空けて探してあげるようにしましょう。
1日ぐらい見つからないこともありますが、見つかるまでに時間がかかりすぎると見つかったときにハムスターが死亡している可能性もでてきます。
そうならないためにもできるだけ早く見つけてあげるようにしましょう
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ハムスターが脱走した!逃げ出す理由と対策は?のまとめ
ハムスターが脱走が脱走する理由と対策についてまとめました。
まず、ハムスターは、脱走する生き物であるということを知っておく必要があります。
そして、脱走するという前提で、対策を立てておけば、ハムスターの脱走を防ぐことができます。
ハムスターが脱走していなくなってしまうと非常に焦ります。
そうならないためにも、事前に対策をしておくようにすれば、安心できますよね。
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